サツマイモ掘り体験会
- SuguruTsuchiya
- 2020年12月1日
- 読了時間: 2分
新潟市立庄瀬小学校の全校生徒で芋掘り体験会

10月中旬、小雨が降る不安定な天気の中、しょうぜっ子ファームに植えたサツマイモを庄瀬小学校の生徒さん達と収穫しました。
手袋と長靴そしてマスクの装備を行い、感染症対策もばっちり。
授業の一環という事で、1時間目を使い体験会を行いました。

畝に沿って一列に整列した生地たちの目の前には、すでに子ども達の顔ほどの大きさに成長したサツマイモの姿がすでに土からはみ出ています。
先生の合図でみなさん一斉にサツマイモ収穫が開始。
静かだった生徒たちも合図とともにワイワイキャッキャ言いながら掘り始めます。
イモ蔓を引っ張ってみたり、土を掘ったりと、それぞれが考え思いついた方法で収穫している姿が印象的でした。

育ったままの土壌ではサツマイモも力強く根を張っているため、なかなか手だけで掘るのは難しく先生方や保全会スタッフがスコップを使いヘルプしたりと、参加したみんなが良い経験になったのではないかと思います。

収穫したサツマイモは、持参したレジ袋に入るだけ詰め込んでお持ち帰り。
低学年の生徒にはかなり重たいプレゼントとなってしまいましたが、上級生が手を差し伸べビニール袋の片側を一緒に持ってあげている優しい姿に
ホッコリさせてもらいました。


生徒たちが収穫した後は、保全会スタッフがトラクターを用いて収穫。
農家さんの家には便利な機械があるものです。
残さず綺麗に収穫しました。

体験授業の重要性
庄瀬小学校では年間行事の中で4月の田植え、9月の稲刈りなど田舎ならではの体験通じた学びがあるそうです。
田舎でなければ出来ない学び。
これは机の上で学ぶ事とは違う非常に大切な経験なのではないでしょうか?
泥だらけになりながら、掘り出してみて初めて気づく発見。
自分で収穫したからこそ食べ物への興味と大切さ。
未知数の可能性ではあるけれど、この経験がいつか何かの役に立つ日があるのだと信じています。
また来年も庄瀬農地資源保全会は、このような体験会を企画し学びと発見の機会を提供したいと思っています。
サツマイモは貯蔵しなければ甘くならない
サツマイモは貯蔵することで、デンプンがショ糖などに変化します。
このことにより甘味が増し、食感もホクホクからしっとり、しっとりからねっとりへと変化します。
もちろん品種や貯蔵時期によってサツマイモの食味は大きく変わります。
今年度は「紅あずま」というホクホクした食感が特徴のサツマイモ。
焼き芋はもちろん、天ぷらなどにも適した品種です。




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